絵本「はじめてのおつかい」は何歳からおすすめ?

林明子さんのはじめてのおつかいは3歳からおすすめの絵本おすすめ育児用品
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あなたは「はじめてのおつかい」を読んだことありますか?

林明子さんの絵本に出てくる子供たちの顔は、活き活きとした愛らしい笑顔です。

その笑顔がとても魅力的だったので、大人になった今でも印象に強く残っています。

赤ちゃん向けの絵本から、自分でなんでもやりたいお年頃の子も、ちょっと大きくなってからも楽しく読める林明子さんの絵本は、ずっと語り継いでいきたい名作揃いだなと感じました。

その中から、今回は3歳からおすすめしたい「はじめてのおつかい」を中心に、林明子さんの絵本について紹介します。

赤ちゃんがしゃべりだすのはいつ頃?平均的な時期は? 赤ちゃんが早くしゃべると頭がいい? 子どもがなかなか言葉を出ないが、遅いと問題ある? 言葉が遅くても心配ない場合とは? 言葉が早く出るようにする方法はある?

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林明子さんの絵本「はじめてのおつかい」とは

絵本「はじめてのおつかい」とは

1976年に林明子さんにとってはじめての物語絵本として「はじめてのおつかい」は誕生しました。

あらすじ

主人公は5歳の女の子さっちゃんです。

物語はさっちゃんがママに牛乳を買ってくるおつかいを頼まれたところからスタートします。

自転車にベルを鳴らされてびっくりしたり、転んでしまったり、ひとりで歩く道は緊張の連続です。

お店につくと誰もいません。さっちゃんの声は小さくてお店の人はなかなか気付いてくれません。

3歳からの読み聞かせにおすすめしたい理由

3歳頃と言えばごっこ遊びや見立て遊び等日常生活に興味を持ち学んでいる時期です。絵本選びでも日常生活に寄り添った内容のものを選ぶことがポイントになります。

3歳だとまだ1人でおつかいデビューするには少し早いですが、これから経験するかもしれない日常体験がこの絵本に詰まっています。また、日常体験を子ども目線でイメージできることもよい点です。

3歳からの絵本選びのポイント

  • 日常生活に沿ったストーリーの絵本
  • シンプルなストーリーの絵本
  • わかりやすい言葉で書かれている絵本

3歳頃の子供には読み聞かせをして、小学生くらいになると1人で読む練習にもなる絵本が、長く使用出来る本のポイントだと思います。林明子さんの絵本は、このようなポイントに当てはまる絵本がたくさんあります。

林明子さんの絵本を実際に3歳に読み聞かせてみた

林明子さんの絵本を実際に3歳に読み聞かせてみた

私の娘が通う幼稚園で、保護者が子供たちに絵本を読み聞かせる当番があり、林明子さんの絵本「はじめてのおつかい」を持参して行ってきました。担当したのは3歳児クラスです。

今まで3歳児クラスで読み聞かせをした絵本の一覧を見ると、林明子さんの絵本は難しいかなとも思いました。

いざ、読み聞かせを始めると、絵本一点に園児たちの視線が釘付けです。視線に圧倒されそうなくらい、真剣に見てくれていました。

ストーリーがしっかりしていて、最後まで読むとちょっと3歳児にしては少し長いかなとも思いましたが、最後まで真剣に見てくれていました。

3歳の子供におすすめしたい林明子さんの絵本

林明子さんの絵本は赤ちゃんの読み聞かせにおすすめしたい絵本から、小学生でも読める絵本まで幅広くあります。

次の項目で紹介する絵本は、ストーリーがちゃんとある絵本で、3歳の子供には少し長く、難しく感じるかもしれません。

ですが、どの絵本も主人公は5歳前後くらいの子供たちです。心も体も発達する3歳頃の子供にとって、同じくらいの年齢の子供が登場する絵本は馴染みやすく、心に響く魅力的な絵本です。

ぼくはあるいた まっすぐまっすぐ

主人公の「ぼく」がおばあちゃんの家まではじめて1人で向かうお話です。

田舎道をおばあちゃんに教えて貰った通りにまっすぐ歩いて向かうのですが、途中いろいろなはじめてに出会います。

この絵本は、主人公の「ぼく」のセリフのみが続きます。

イラストを見ているだけでも物語が思い浮かぶような、林明子さんらしい忠実な描写で、3歳の子供でも飽きずに読み進められる絵本です。

3歳頃の子供の好奇心を刺激する1冊です。

あさえとちいさいいもうと

お母さんが銀行に出かけている間に、寝ていたはずの妹あやちゃんが泣いて出てきます。

お姉ちゃんのあさえは、あやちゃんを喜ばせようとチョークで道に絵を描いていました。夢中になって描いていたら、あやちゃんがいなくなってしまいます。

あさえは妹を探してお母さんといく公園に向かって走ります。

私が住んでいる地域の市立図書館で、3歳からの読み聞かせ絵本としておすすめされていました。

内容が難しいかなと思いながら、読み聞かせてみると、思っていたよりも3歳の長女は真剣に見てくれました。

妹とやっと一緒に遊べるようになった長女が絵本のあさえのような気持ちになったのかはわかりません。

心の発達も目立つ3歳頃の子供に、絵本に出てくる主人公の感情の動きが響く一冊だと感じました。

まほうのえのぐ

主人公のよしみは、お兄ちゃんの絵の具と筆を借りて絵を描いている途中、蛇に絵の具を取られて森の奥へと入っていきます。森の中では、様々な動物たちが自由に絵を描いていました。

よしみも「まほうのえのぐ」で絵を描いてお兄ちゃんを驚かせます。

動物たちの個性的な絵も面白いですが、子供が自由な発想で描く絵はすごいなと感じる絵本です。

ファンタジー要素もあり、3歳頃の子供でも馴染みやすい内容です。

お絵かきが大好きな子供や、ママにもおすすめしたい1冊です。

親子で読みたい林明子さんの絵本

親子で読みたい林明子さんの絵本

3歳くらいになると、幼稚園や保育園に通う子供が多くなり、家庭での読み聞かせの時間は今までより減る場合があります。

林明子さんの絵本は、子供にとっては主人公と一緒に冒険をしているような、好奇心をくすぐる絵本です。ママにとっても子供の感情の変化に気が付けたり、場面を想像して学べたりする親子で楽しめる絵本が多いです。

読み聞かせは親子の大切なコミュニケーションタイムにもなります。

林明子さんの絵本を読んで、親子で一緒にお気に入りを見つけてみてください。

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